●庭の千草

作詞:里見 義 作曲:アイルランド民謡 編曲:ピュートン 歌声:ボーカロイド

にわのちぐさも むしのねも かれてさびしく なりにけり
ああ しらぎく ああ しらぎく 
ひとりおくれて さきにけり

つゆにたわむや きくのはな しもにおごるや きくのはな
ああ あわれあわれ ああ しらぎく 
ひとのみさおも かくてこそ



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【民謡】
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うた一考

もうすぐ冬がやってくる庭、そこに咲いているたった1つの白い菊の花。 晩秋の寒さにもめげずに咲き誇る菊の花の立派さを歌った曲のようです。

歌詞の解釈

庭にあるいろいろな草も虫の声も、枯れて淋しくなってしまった。 ああ、白い花の菊、ああ、白い菊。ひとり遅れて花を咲かせている。

水の露の重さで頭を曲げている菊の花。 霜の寒さよりも強いことを見せるかのように 咲き誇る菊の花。ああ、何と立派な姿だろう。 ああ、白い菊の花。人のこころざしもこの菊のように 強く美しくあってほしいものだ。

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