●ふるさと

作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一 編曲:ピュートン 歌声:ボーカロイド

うさぎおいし かのやま こぶなつりし かのかわ
ゆめはいまも めぐりて わすれがたき ふるさと

いかにいます ちちはは つつがなしや ともがき
あめにかぜに つけても おもいいづる ふるさと

こころざしを はたして いつのひにか かえらん
やまはあおき ふるさと みずはきよき ふるさと



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【唱歌】
[01]→02

うた一考

ふるさとは、遠く離れてみて、初めて、その大切さや 尊さを知るのではないかと思います。この曲は、遠く離れたふるさとを 思い忍ぶ心を歌ったものですが、言葉で言い表わせない何かもっと大切な ものを感じさせてくれるような気がします。

以下、詩についての勝手な思いつきを書いてみます。

子供の頃に山や川(海)などで、遊んだ思いでは、いつまでも 心の中に残っていて、そう簡単には忘れられるものではないふるさと。

苦しくつらい時でも、ふるさとの父と母、元気でやっているであろう 友達のことを思い出して、がんばってやっています。

ふるさとを出るときに持った夢とこころざしを 成功させて、いつの日か、青く美しい山と、清らかな川のある、 あのふるさとに帰りたい。

大人になって、世間にもまれ、汚れてしまった自分の心と、 時間的、距離的に遠く離れたふるさとの子供の頃の 清らかで美しい心を思いしのんでいるのかもしれません。

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