●浜辺の歌

作詞:林 古渓 作曲:成田為三 編曲:ピュートン 歌声:ボーカロイド

あしたはまべを さまよえば むかしのことぞ しのばるる
かぜのおとよ くものさまよ よするなみも かいのいろも

ゆうべはまべを もとおれば むかしのひとぞ しのばるる 
よするなみよ かえすなみよ つきのいろも ほしのかげも



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【唱歌】
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うた一考

詩の内容を勝手な思いつきで、 現代風に書いてみます。

朝の明るい時間に、浜辺を自由気ままに歩いてみれば、 昔のことなどが、自然に伝わってくるように感じる。 風の音や雲の形などが、よく見えて、波の姿や、貝の 色も輝いて美しい。

夕方も、薄暗くなった頃に、浜辺を歩き回ると、 昔の人の思いが伝わってくるように感じる。 波の姿はよく見えないが、波の音だけが聞こえてくる。 夜の空には、月の色や、星の光が、美しく輝いている。

昔とは、どれくらい昔のことでしょうか?。  このうたを聞いていると、長い時の流れのような ものを感じさせてくるように思います。 今も昔も、変わることなく、打ち寄せる波と 風と雲、そして夜空には月と星、みんな、昔からずっと私たちを 見続けているようです。

それから、もうひとつ、今でも、夜の海は、周りに街灯などの 明かりが殆どありませんから、夜の星がきれいにみえるかもしれません。

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